真っ青なトイレでの一夜の思い出
こんにちは
大昔私はキーガイパンクスだったのですが
当時やっていたバンドを気に入って見に来てくれてる♀がいまして
確か「ライラ」って名前でね
あだ名だったんだけど、この名前からは想像がつかない
170cm、80㎏くらいの巨漢で
髪の毛は半分剃ってて、半分はクレイジーカラーで真っ青にしてて
当時かなり尖ってた私でも、あんまり一緒に歩きたくないほどのモノホンだった
細かいシュチュエーションは忘れたんだが、確か新宿で打ち上げしてて
当時野方に住んでた私
終電が無くなって困ってたらライラが「私の家に泊まれば?」と
新大久保で一人暮らしだからさ、ってことで
あんまり気が進まなかったんだが、背に腹は代えられないってことで
付いて行ったんですよ、深夜二時
ものすげぇ寒かったからさ、今ぐらいの時期だったと思うんだけど
そのボロアパートの部屋がだね、ぶっ飛んでて
部屋の光源は全てブラックライト
ただでさえ寒いのに、部屋中真っ青
体感-3度
音楽はインダストリアル大音量
これ買ったばかりだから見る?と差し出された洋書は
死体写真集、しかも綺麗系じゃなくてロッテン.comレベルのアレ
本棚見てみりゃ、グロ・グロ・悪魔・カルトそんなんばかり(オール洋書)
何故かハンティング・ナイフ&呪術グッズコレクター
「こ、コイツぁ、マジやべぇ」と思っていたらまさかの超展開、告白タイム
違法薬物には手を出してないと思うんだが、トランキライザーとか
ばかすか飲んでる子だったからさ、断って発狂されたらヤバイ
うやむやにするために大酔っ払いのふりしてトイレに立てこもりました
しかもトイレもブラックライトでよーーーー!
素で具合悪くなってリバース
寒さとあまりの恐怖に半泣きだったわよ
でも今から思えば、ライラのお陰で色んな道を踏み外さずに来れた気もする
とことん行ったら戻ってこれないかもしれない世界なんだと
いや、なんでこんな話してるかというと、いま寒くて思い出しただけなんだけどね
お土産の明太子で明太子スパゲッティ
ああ、また、また喰ってしまった。
魚卵は当分食べない誓いを立てたのに(心の中で)
ハルちゃんの実家に今年初のハガキ
これはどちらかが死ぬまで続ける予定
またはボケるまで
誰にどのカードを送ったのか分からなくなるのを防ぐために
目次に日付と送り主を書き込んでます
観賞用に1冊
本来の正しい使い方のポストカード用に2冊もってます
正直な話「お便り」が先じゃ無くて
このポストカードありきなのですよ
だからこれが切れると、多分書くのが辛くなる
だから買いためてるんだけどね
もうセコしか売ってない
その後のライラちゃんはLGBT運動の大物になったと風の噂に聞いた
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美輪明宏の窓のない紫一色の部屋に勝てるのはライラの部屋しか思いつかないわ
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