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あんた、すげぇな・・・

又はわたしすごい

飢えと鮑とOUTについて


   おはようございます


 日、月の連休になるかと思いきや
私の職場は急遽営業、相方の店も予約が入り
安定の明日日曜だけが休みとなったわけですよ
最初は「月曜はワカサギ行くかーーー!」と言ってたんだけどね
実は内心ホッとしてたりもするんだわ
諏訪湖大好きだけど、寒いんだもん

ちなみにたまにここに登場する私の「ゲイ先輩」
私と同じか、それよりちょい上レベルのはるちゃんの親友だけどさ
このパイセンも諏訪湖LOVEが半端なくて
毎週電車で通っては湖畔一周走るのがお約束
湖上祭のナイアガラ見るために一年生きてると、言って憚らない
なんだろうね?この諏訪湖の引き寄せパワーは
ま、きっとパイセンは湖衣姫の生まれ変わりなんだろうと思ってるんだけどね








仕事帰りに寄ると、丁度赤札時間になるデパ地下に行ってきました
総菜コーナーはさ、主婦やら、開店前のマダムに単身赴任のおっさんで
黒山の人だかりなんですよ
しかし鮮魚コーナーは穴場、みんな総菜半額タイム待ちだからね
結構なお宝が眠ってるのだが




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昨日はコレ、鮑様のお造りが半額
しかも相方は帳簿整理で泊まり込み、ウヘヘ
コリッコリですなー






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肝は実山椒醤油にて
正月の残りの山廃と
堪らん、この大人感






久しぶりの「私が痺れた100の本 その8」

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OUT 桐野夏生




平凡な主婦が犯したおぞましい罪。それは殺人者が17年前に封印した悪夢を解き放った。誰も気がつかないうちに。
たった今、新しい犯罪小説(クライム・ノベル)が誕生した!
意表をつく展開、感動の結末!

雅子、43歳、主婦。弁当工場の夜勤パート。彼女は、なぜパート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか?
自由への出口か、破滅への扉か? 四人の女たちが突っ走る荒涼たる魂の遍路。


次に何を取り上げようかと悩んでいたところ
ネッ友で読書家のkさんがご自身のブログにこれを上げていたので
乗っかってみました

小説のみならずドラマ化、映画化と映像作品でも認知度を増やしたし
国内だけでなく、海外でも評価が高いのでご存知の方が多いと思うのですが
これにも当時とんでもない影響を受けました



物語最後近くの「あんたが死んだら自分が死んだと同じだから」
「そんな哀しい思いで生きていくなんてできない」
この台詞を読んでもの凄く腹落ちしたんですよ、私は
「柔らかい頬」と同じで予定された場所へ導くこともなく、読み手を置き去りにするのが
桐野文学の常ですが、実はこのセリフこそがOUTという世界での「解」なのでは無いかと?

心の中の闇というより、心の中に何もないただただ真っ暗な底無し沼を抱え
金もぬくもりもその孤独を埋めることは出来ずに、飢えて手負いの獣のように流離い
誰をも受け入れず、誰にも負けず、だが全てに負けて

そんなそっくりな二人が出会えた奇跡によって、一人は旅を終え
そして一人は旅を始める
それが心の中の漆黒の沼からのOUT
変わらぬ孤独と、初めて掴んだ他者への「愛おしさ」を抱いて抜け出す

まるでヒースクリフとキャシーの様に、互いには互いしか居ない
そこまでの相手と出会ったことある?

過激なサスペンスとして読むのも良いが
私の中では「究極の恋愛」ものだったりするわけですよ



佐竹の「もっと近くに、もっともっと、まだ足りない」って交わりへの狂いと飢餓感が

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自分の中にもずっとある行き場の無い「寂しさ」と共鳴するんだわ

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