読メの馴れ合いが、鬱陶しくて辛い件
2016年6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2174ページ
ナイス数:35ナイス死者の書 (創元推理文庫)の感想
最近どんな本を読んでも大した喜びもなく、読書に割く時間が日に日に減ってようやく気が付いた、「そうだ血中ジョナサン・キャロルが足りてないんだ」と。今まで何度読み返したか覚えてないし、多分この先も何度も読み直すであろう。だってキャロルは私のマーシャル・フランスだからね。つーか宮部みゆきお前はイラネ。
読了日:6月4日 著者:ジョナサン・キャロル我らが影の声 (創元推理文庫)の感想
20年ほど前、初めて本書を読んだときの衝撃は凄まじく、私の中でこの「我らが影の声」と並び立てる悪夢の袋小路恐怖小説はロン·ハバードのフィアーのみなのは変わらないが、それでも結末を知っていて再読したときの怖さったら‼瑞々しく生き生きと、そうまるで青年期の様な純粋さを持って、生を愉しむ美しいカップルのプリズムが如き陽光が、実はいかに邪悪な狂気に満ちているか。比喩的表現抜きにキャロルを知らない人が羨ましくて堪らない、これからこれと、もしかしたら出会えるなんてどんな特大御褒美だよ❗
読了日:6月8日 著者:ジョナサン・キャロル月の骨 (創元推理文庫)
読了日:6月10日 著者:ジョナサン・キャロル人生の法則 「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人の感想
岡田斗司夫ゼミで飛ばし飛ばし聴いていた4タイプ、ひょんな事から再来週までの宿題になってしまったので、詰め込み最中。そして恐れていた通り私は完璧な「理想型」だった、想像はついてたけどいざ決まってしまうと辛い、とても辛い、生き難いなぁ。しかしロジカルモンスターの頭の中の作業台はどれだけ広いんだ?これだけの事を理路整然と説明できるとは正に脅威。
読了日:6月15日 著者:岡田斗司夫彼岸島 48日後…(7) (ヤンマガKCスペシャル)
読了日:6月16日 著者:松本光司孤島の鬼(1) (KCx)
読了日:6月22日 著者:nakedape侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)の感想
失礼ながらそれほど期待していなかっただけに立派なミステリーで驚いた。北九州よりも尼崎事件と重ねながら読んだが、ハンニバル·シリーズにも似た構成のエピソードがあったような。皆さんと同じで泣けはしなかったけれど、ありきたりでも終われる話をキチンと捻った落ちには好感が持てました、久し振りの角川ホラー及第点作品かな。
読了日:6月23日 著者:櫛木理宇ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)の感想
毎回なんだかんだいちゃもんを付けつつも、ついつい読んでしまう藤堂比奈子もついにドラマ化ですか、当たれば唐辛子屋も信州善光寺も美味しいなと思ったら、タイムリーにも貫主に辞任勧告だそうで、いや本書とはまるで関係ありません。そして永久、お前だろ、な?。
読了日:6月27日 著者:内藤了
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