「クオ・ワディス・ドミネ?」(主よ、何処へ行かれるのですか?)
2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2426ページ
ナイス数:33ナイス殺戮病院 (マグノリアブックス)の感想
ドラキュラ物に付き物の金髪巻毛の美少女も居なければ、ハープシコードのいかにもな響きも耽美なイメージも皆無。しかし血飛沫と絶叫と愛は山盛り大サービス、わたしは大好きですよ、この手のぶちかましホラー、しかも共著メンバーの中にブレイク·クラウチ、後は言わなくとも分かるだろ、なっ?
読了日:5月3日 著者:ブレイク・クラウチ,ジャック・キルボーン,ジェフ・ストランド,F・ポール・ウィルスン,BlakeCrouch,JackKilborn,JeffStrand,F.PaulWilson脳病院へまゐります。 (文春文庫)の感想
ただのHENTAIさん大集合の巻であって、それ以上でも以下でもない。逆にそれ程の誉め言葉無いんじゃないか?で、何故此れを読んでなんら衝撃が無いのかと思えば、これの30倍程度逝ってる本物のグッチャネ·カッポーが既知だからだと気が付いた。「いとほしいよ いとほしいよ いとほしいよ」情痴文学、なんて香ばしいんだ、お前らは。
読了日:5月6日 著者:若合春侑亜人(8) (アフタヌーンKC)
読了日:5月10日 著者:桜井画門三丁目の地獄工場 (角川ホラー文庫)の感想
ああ、そうか「牛家」の人だったんですね、前作の感想はテイストは好みだが間延びした核が無い感じがキツイと書いた記憶があるのですが、やはりコレも前作よりナンボか良いが同じような印象。これをずっと洗練させソリッドにすると「筒井康隆」の様に出来上がるのにね、なんかいつも惜しいな、この人は。
読了日:5月16日 著者:岩城裕明クオ・ワディス〈上〉 (岩波文庫)の感想
「クオ·ワディス·ドミネ?」ぺテロのかの有名な問いがタイトルの大スペクタクル、ネロ統治下における退廃と狂乱まさにゲスの極みのローマの中からいかに信仰の力が生み出され昇華されるのか?息つく間もない展開はまさに寝食を忘れる面白さ。予備知識無しでも十分楽しめるが、新約知っていればより理解が深まる作品かと。
読了日:5月17日 著者:シェンキェーヴィチクオ・ワディス〈中〉 (岩波文庫)
読了日:5月19日 著者:シェンキェーヴィチクオ・ワディス〈下〉 (岩波文庫)の感想
久し振りに充足を覚えた読書体験だった、上巻を読み出したときは崇高と情欲、静謐と喧騒、キリストとアンチキリストがないまぜに物語を織り成すので自分の視点を確保する事に若干戸惑うのだが、改めて思うにその振れ幅こそがお手本足る大衆文学なのであろう。今まで人に自信持って薦める古典は「ダルタニャン物語」と「高慢と偏見」だったのだが今日から本書も仲間入りさせようと思う。
読了日:5月24日 著者:シェンキェーヴィチイノサン Rouge ルージュ 2 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:5月24日 著者:坂本眞一トミノの地獄 2 (ビームコミックス)
読了日:5月28日 著者:丸尾末広オールラウンダー廻(18) (イブニングKC)
読了日:5月31日 著者:遠藤浩輝オールラウンダー廻(19)<完> (イブニングKC)
読了日:5月31日 著者:遠藤浩輝
読書メーター
読書メーター
暑くて本の内容が頭に入ってこない
にほんブログ村
おうちごはん ブログランキングへ
- 関連記事
-
- 読メの馴れ合いが、鬱陶しくて辛い件 (2016/07/01)
- 「クオ・ワディス・ドミネ?」(主よ、何処へ行かれるのですか?) (2016/06/01)
- 私は北欧文学がいまいち分からない (2016/05/01)