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あんた、すげぇな・・・

又はわたしすごい

7月の読了本まとめ・邦人ミステリ強化月間

2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:5877ページ
ナイス数:271ナイス

Sunny 第1集 (IKKI COMIX)Sunny 第1集 (IKKI COMIX)感想
ノイタミナの神構成の流れで、自分の中の松本大洋ブームが久しぶりに来たのだが・・・・・。ヤベェ、きゅんと来た。ってな感じのそんな女のひとりごと~♪
読了日:7月1日 著者:松本大洋
あれよ星屑 1 (ビームコミックス)あれよ星屑 1 (ビームコミックス)感想
「死に損なった男たちの、東京焼け跡グラフィティ」うーん、何をどう書いてもこの漫画の秀逸さを表す能力がわたくしには御座いません、とにかくぶっちぎり、そして何故か「麻雀放浪記」が観たくなるオマケ付き、最高です。
読了日:7月4日 著者:山田参助
彼岸島 最後の47日間(15) (ヤングマガジンコミックス)彼岸島 最後の47日間(15) (ヤングマガジンコミックス)感想
せ、せめて私ぐらいは彼岸島を一貫して「ホラー漫画」として読み解こう、評価しようと・・・・、そう固く決意して早10年以上。くっそーーー!今回ばかりはその決意が揺らいだよ、明ちん、もう勘弁してよぉ。
読了日:7月5日 著者:松本光司
山窩奇談 (河出文庫)山窩奇談 (河出文庫)感想
勝手に思い描いていた山窩像はもっとこうおどろおどろしく、謎に満ちた存在だったのですが意外にも手順を踏めば会う事が叶う生業や生態以外は至極まともな人間性を持った人々だったのですね、いや、すみません、私みたいな人間が差別を生み出したのでしょう反省します。そして内容ですが凄く面白かったです、漂泊民版「天切松闇語り」ってとこすかね?これのどこまでが創作か気になるところでは御座いますが抑えておくと日本カルトQレベルが一段階アップする「山窩」この機会にみなさま如何でしょーか?
読了日:7月5日 著者:三角寛
多重人格探偵サイコ (20) (カドカワコミックス・エース)多重人格探偵サイコ (20) (カドカワコミックス・エース)感想
ついにと言うか、ようやくと言うか次で終わりらしいです、かれこれ17年っすか、長かったなぁ、正直最初の頃のインパクトが強くてあの惹きで此処まで読んでられたのですが「で、結局どんな話なの?」って誰かに訊かれたらまともに説明できる自信が御座いません。もうさー、小難しくし過ぎ!
読了日:7月7日 著者:田島昭宇
dancyu (ダンチュウ) 2014年 08月号 [雑誌]dancyu (ダンチュウ) 2014年 08月号 [雑誌]感想
泣きたいほど「ときめき」ました、お有難う存じます。今週末は何が何でも肉!有り金叩いて肉!だって夏じゃーん、グフフフ。
読了日:7月7日 著者:
ラバー・ソウル (講談社文庫)ラバー・ソウル (講談社文庫)感想
我ながら意外なことに「初・井上夢人」700p弱を長さを感じさせずに読ませる技量には感服いたしました、お有難う存じます。肝心の内容はオチの予想がかなり早い段階で出来ていたので感動には至りませんでした、だってさ、ビートルズ(ラバー・ソウル)と鈴木誠って人間の所謂A面が毛ほどもリンクしないんだもの、こりゃあ何かあるぞって構えながら読んじゃうのは仕方ないかと・・・・、何にせよ上手い作家さんだということは分かったので続けて幾つか読んでみます。
読了日:7月8日 著者:井上夢人
プリズナーズ (竹書房文庫)プリズナーズ (竹書房文庫)感想
これが何処まで映画本編を正確になぞっているのかが分からないので何とも言えないけれどヒュー・ジャックマンもジェイクも嵌り役だと思います。物語としては・・・、うーん、難しい話なので一概に裁けないけれど一定の理解はします、私も人の親なので、だが自分や自分の連れ合いには絶対に許しません、どんな理由があれ超えてはいけない線は絶対に超えちゃあいけないんですよ、親だからこそ。
読了日:7月9日 著者:アーロン・グジコウスキ
夜見の国から~残虐村綺譚~ (ニチブンコミックス)夜見の国から~残虐村綺譚~ (ニチブンコミックス)感想
この国に生まれて好事家を自認する身としては「都井睦雄」はですね、やはり特別な存在であり続けるのですよ、どんな風に誤解されたとしても彼を哀れんだり畏怖したり、蔑んだり、ほんの少し愛おしく思ったりするのを決して止めることが無いであろう私から見て過去の様々な「津山事件」を扱った作品の中でもコレは最高峰の傑作かと・・・・・。純粋に顔もさ、一番似てるよね本物に。
読了日:7月10日 著者:池辺かつみ
衣更月家の一族 (ミステリー・リーグ)衣更月家の一族 (ミステリー・リーグ)感想
これはまた評価が難しい作品ですね、確かに一見何の繋がりもない少しファニーな殺人事件が最後に系図となる様は見事で、計算され尽くした構成力に感服しましたが「鬼畜の家」に感じたような鮮烈さは無かったかな、きっと鬼畜~と比べて個々のキャラクターが弱いんだと思います。しかし偉大な頭脳ですね、小説ロジック講座とか開いて頂きたいですよ、切に。
読了日:7月11日 著者:深木章子
メドゥサ、鏡をごらん (講談社文庫)メドゥサ、鏡をごらん (講談社文庫)感想
我が敬愛して止まないジョナサン・キャロルやロン・ハバードを髣髴とさせる不条理ホラーの大傑作、まさに右手に天国左手に地獄がじわじわと入れ替わり侵食していくさまに魅せられ寝食を忘れ一気読み、永遠に繰り返される閉じた冥府。こんな好みのどストライクの快作を今まで知らなかったとは・・・、いやはや。ホラー好きさんに自信を持って薦められる数少ない一冊で御座います。
読了日:7月12日 著者:井上夢人
人喰いの家 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)人喰いの家 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
この人の作品は「毒殺魔の教室」から二作品目ですがなんと申しますか・・・・、下手ウマでバランスが悪い印象が強い作家さんです、詰め込むの上手いくせに魅力的な人物が書けなかったり、細かい設定を作り上げるくせに肝心なところがグズグズだったり。あそこで握り飯は無いだろ、握り飯は!そもそも食い物にするセンスがわからんですわ。もちろん良い所も多い作家なのでこれからに期待します。
読了日:7月14日 著者:塔山郁
十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)感想
実は読んでなかった綾辻、嫁の書く本は大抵かなり好きなのですが、この人は一番最初に触れたのが「殺人鬼」でうわっ!こんな大味なもん読めるか!って思ってから避けてきたのですよ、しかし本格といえば絶対に出てくるじゃないですかコレ、ついにと言うかいよいよと言うか手を出してみたら面白かったです、本当に綺麗な推理小説でした、ごめんなさい、20年以上貴方のことを勘違いしていたようです。
読了日:7月15日 著者:綾辻行人
クリーピー (光文社文庫)クリーピー (光文社文庫)感想
クリーピー=気味の悪い 先日読んだ深木氏といいこの方といい、所謂老年と括られる新人のかたがたの作品のあまりの鮮烈さに驚いております、これが人生蓄えてきた物の違いでしょうか?テーマは「なりすまし殺人」終わってみれば腑に落ちない箇所もあるにはありますが、これほど上質な「気味悪さ」の前では些少な事でございます。
読了日:7月16日 著者:前川裕
ブラックラジオ (ハヤカワ文庫JA)ブラックラジオ (ハヤカワ文庫JA)感想
まず最初に私はこの作家が大好きです、そしてこの本を読んで益々この作家に対する愛が深まりました、喪黒福造がプロデュースするラジオ放送の様でもあり、恐怖新聞の控えめなラジオ版の様でもあります。ダールやボーモントを髣髴とさせる正統派「奇妙な味」かと。
読了日:7月17日 著者:大山尚利
キングダム 35 (ヤングジャンプコミックス)キングダム 35 (ヤングジャンプコミックス)感想
嗚呼、成蟜
読了日:7月18日 著者:原泰久
十三回忌 (双葉文庫)十三回忌 (双葉文庫)感想
そのあまりのトリックの豪快さや執拗さから「やりすぎミステリー」のみならず「やりすぎコージー」と称される作者でありますが個人的には好きです、かなり気に入りました。強引だとか荒唐無稽としか思えない方はただ単に相性が悪いんですよ、そんなこと言えば横溝なんてそれこそこれ以上のトンデモですしねぇ、島田なんてゲフンゲフン。本格における大仕掛けは華ですよ、華。もうさー幾ら整合性があっても地味な仕掛けとこの手は別物じゃないかと思うわけですよ。おまけで叙述なんて、ミステリ宝箱じゃないっすか、ワンダフル!
読了日:7月20日 著者:小島正樹
怪談百物語 新耳袋 第四夜 山の牧場 (ホームコミックス)怪談百物語 新耳袋 第四夜 山の牧場 (ホームコミックス)感想
押切蓮介に(正確には嫁だが)ディスられようが笑われようが私は未だに「山の牧場」が大好物、これほど全方位の怪ってそうそう無いと思うんですよ、心霊現象のようでもあり、どこぞの機関が携わった陰謀論のようでもあり、ただ単に「人間が一番怖い」を地で行くキーガイ物語かもしれず・・・・・、オカルトマニアのハートを鷲掴みの最良物件かと。それはそうと中山先生、いくら若い頃と言えども可愛すぎです、そのお姿。
読了日:7月25日 著者:鯛夢ほか,鯛夢
水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)感想
わたし程度のへっぽこ推理読みでも犯人や共犯者が分かったのだから、それはきっとフェアな作品なのだと思います、きちんと情報をちらしてあったお陰ですわ。個人的には優等生然とした十角よりもこっちの方が好み、特にオカルトで落とし込んだ点が好印象で御座います。
読了日:7月26日 著者:綾辻行人
恐之本  伍 (少年画報社SGコミックス)恐之本 伍 (少年画報社SGコミックス)感想
相変わらずの高港クオリティ、まさに王道一直線で御座います、一冊目が出たときにはココまでコンスタントに続いて行くとは思いませんでした、ホラー漫画の至宝といっても差し支えないかと。しかも今作は猫好き猫飼いのあっしも感涙話付き、なんて豪華版なんだ!!そしていつも痺れますが今回のカバーもすんばらしい!高港先生お有難う存じます。
読了日:7月28日 著者:高港基資
八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)感想
まるで吉村昭の作品を読んだかのような読後感、悲劇という言葉があまりにも軽々しい壮絶な死への道行。ヤクザと軍人はよく似ていてその世界に身を置くならば 絶対に上を目指さないと中途半端な出世じゃ何時でも捨て駒になってしまうんだろうなぁ、ああそう言えば映画じゃ徳島大尉が高倉健で山田少佐が三國連太郎だったはず、渋いなぁ、ハマってそうだな観てみるか等々、頭の中を駆け巡る読書体験でございました、間違いなく名作で日本人ならば知っておくべき歴史の1ページだと思います、お有難う存じます。
読了日:7月30日 著者:新田次郎
モノノ怪-海坊主- 上 (ゼノンコミックス)モノノ怪-海坊主- 上 (ゼノンコミックス)感想
久しぶりの薬売りさん、動かなくても音声無くてもそれでもやはり美しいです、第二シーズンを切に希望致しております。海坊主良いけど「鵺」も見たいなぁ。
読了日:7月31日 著者:蜷川ヤエコ

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