宇江佐真理が死んで、私の中の何かも少し死にました
2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3130ページ
ナイス数:126ナイスSunny 6 (IKKI COMIX)の感想
良かった、凄く。魂の柔らかい部分に届く物語でした、狭量な私は愛しい人にのみ読ませたい。が、しかし、どことなく慌ててまとめた感もあるんだよね、IKKI休刊と無関係とも思えないんだけど、どうなんだろうね?
読了日:11月3日 著者:松本大洋悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)の感想
まぁ、それこそ山のように大人の事情があるのだろうから、刊行順やらタイトルはどうでも良いのですが、七つの大罪をテーマにした例のアレの、刷り直し版みたいな印象がどうしても強いですわ、個人的に。面白いんだけどカミーユと愉快な仲間たちの持つ牽引力で読ませてる部分が多いかな、良い意味でも悪い意味でも。
読了日:11月4日 著者:記憶屋 (角川ホラー文庫)の感想
帯の煽り「衝撃的な結末に涙がこぼれる」との事、すんげぇ久し振りに優しい気分だったので、不覚にも手を出してしまい盛大に肩透かしを喰らった、比較的小奇麗なラノベ、そんな感じ。自分のおセンチさを恨むわ。
読了日:11月7日 著者:織守きょうや彼岸島 48日後…(4) (ヤンマガKCスペシャル)の感想
うひゃひゃひゃひゃあー、うっ、・゜・(ノД`)・゜・エグっ、ヒック・・・・、ウケケケケケーッ!
読了日:11月9日 著者:松本光司亜人(7) (アフタヌーンKC)の感想
面白いというか、とても格好が良い作品。圭の虚無と佐藤の虚無がそろそろ一騎討ちですかね?良い頃のサイコを彷彿とさせるので、なんとかアレの悪いところは似ずに頑張ってまとめて戴きたい。タノム。
読了日:11月9日 著者:桜井画門ぼぎわんが、来るの感想
ああ、なんだろ?皆さん絶賛だし、それが理解出来ない訳でも無いんだけど・・・・、喩えるとクックパッドの人気料理のような、何をどうやっても素人臭が抜けないというか、自分の家の食卓に出てくれば嬉しいけれど、外飯じゃなんら有り難味が無いというか・・・・。とにかくリングの衝撃には遠く及ばないってのが感想。
読了日:11月9日 著者:澤村伊智調教部屋 (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
確かにタイトル詐欺でまるっと調教は関係無し、じゃあ邦題が悪いかと言うと、原題も悪いので責められない。だが、しかし、私はこのテイスト大好きだし、この作家のアクションを見事に明文化できる能力には感服した、イギリスの悪いところをこれ程感じない娯楽小説も久しぶり。なによりTWDのダリル並みの愛すべきアレな弟キャラのヘックに萌えました、是非ともシリーズ出版希望、あれれ?絶賛じゃん私。
読了日:11月12日 著者:ポール・フィンチ竈河岸 髪結い伊三次捕物余話の感想
へなちょこな私に長きに渡り、人としての矜持を御教授下さり誠に有り難う存じます、ただただ感謝しか御座いません。願わくば次の世も貴女が居る世界でありますように。
読了日:11月17日 著者:宇江佐真理きのう何食べた? 通常版(11) (モーニング KC)の感想
二品ノンオイル・ルールは簡単かつ明確で素晴らしい!しかも味噌汁でも可となる温さが嬉しい限り。そしてケンジ、そんなに可愛いおっさん天然記念物だわ〜、見習いたい!
読了日:11月21日 著者:よしながふみ自殺島 14 (ジェッツコミックス)の感想
全力で死にたがりだった奴らが、過酷なサバイバル下に置かれたとたん、自分の命だけではなく他者の命とも自ずと向き合う。本当に感心するほど良く出来たテーマで文句なしに面白い数少ないお薦めではあるのだが.....、今回はセイ、お前が下手うったよ、中途半端なダメ男め!
読了日:11月28日 著者:森恒二忌談 終 (角川ホラー文庫)の感想
文体は洗練されているし、ネタのタイプは全方位だし、本当に抜群の安定感、このシリーズには楽しませて頂きました、お有難う存じます。しかし、まんまbrain fuckって...、セルビアンフィルムに負けてないスーパープレイかと、くわばら、くわばら。
読了日:11月28日 著者:福澤徹三
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