彼が作った誕生日ディナーがオサレ過ぎる件&T子ファイナル
こんばんは
万年不眠症のわたしは「熟睡」ってのに縁がなくてですね
ウトウトしてても外で物音がすると目が覚めて、その後まず眠ることができない
だから強い雨の夜とか、風の日はほぼアウト、可哀想でしょ
昨日も寝かけた頃に、家の外で野良猫が喧嘩を始めやがりまして
もうそうなると目がさ、ぱっちり
ただ半覚醒だからね、本読んだりゲームしたりってほどに元気は無い
悩んだ挙句HuluオンデマンドでMOCO'Sキッチンをさ、20本ほど観ちゃったわよ
延々と「もこみち」 もう「もこみち」で腹一杯
彼さ、オリーブオイルだけじゃなくて全ての油分が多いんだよね
ギッタギタだもの、いや油はさ、健康だ美容だ関係なければ
若干多い位の方が美味いのよ、大抵は
だから中華料理屋の炒飯が旨いわけ、これマジで
でもさ1食、2食程度じゃ良いと思うんだけどね、毎日はキツいわ
先日はわたくしの誕生日だったのですが
その当日は相方が披露宴に御呼ばれで居なくてですね
夜は外食しようか?と聞かれたのですが可哀想じゃない
疲れてるだろうしね
な、もんで家で済まそうと
あ、勿論わたしは寝転がって出来上がるのを待つだけですわよ
だって誕生日じゃ~ん(ちっとも目出度くないけれど)
「何食べたい?」との事でしたので
肉を所望してやったら↑こんな小洒落たステーキを作りやがりまして!
しかも焼き加減も完璧というね
ちょっと嫉妬しちゃいますわよ、私にこのセンス無いもの
私が作れば盛りつけが逆になってると思うのよね
(肉が手前)
でもそれじゃ、このスケール感は出ないからさ、ううむ、勉強になるのぉ
ほら、うちの相方、見た目以外は女子力めっさ高いからね
そしてT子さんの善意・最終話
何処でどう調べたのか分からないのですが
会社にまで電凸されたOLさん、心底T子さんの異常性に怯えてしまい
警察に行くのも躊躇ってしまいました
実際何か犯罪と言えるような犯罪行為があったわけでもなく、拘束される可能性はゼロ
ということは口頭注意であったとしても、どんな逆恨みをされる事か・・・
自宅に帰ることも考えたが、兄嫁が丁度臨月でいつ出産になるかも分からない
そんなところに帰るのも気が引け、かと言ってこのままも怖い
もう引越ししか無いと分かって居たのですが、煩雑期にて不動産屋に行く時間も取れない
取り敢えず「愛犬」さえここに居なければ、あの頭のおかしな女性に絡まれることも無いだろうと
事情をそれとなく説明して、実家に数日感犬を預けることになりました
それから数日感は仕事も忙しく、帰宅もかなり遅い時間だったこともあり
T子さんと顔を合わせることも無く
次の日曜には不動産屋廻りをする予定でいた、ある晩のこと
夜10時過ぎに自宅マンションに帰り付き、エレベーターを降りたそこにはあのT子さんの姿が
「あなた!犬はどうしたのよ?」
「自宅?なんで自宅に連れて行く必要があるのよーーーーーっ!」
もの凄い剣幕で捲し立てられ、先日の一件で話が通じる相手だとは思っていないOLさん
「とにかく、あの子はここ「ココ」にはいません!」と
部屋に向かって廊下を歩き出したところ、思い切り髪の毛を後ろから掴まれます
「ココに居ないですって!、さては保健所に連れて行ったんでしょ!」
「犬殺し!犬殺し!なんで殺したのよぉぉぉぉぉーーーーーーー」
あまりの騒ぎに驚いた同じ階の住民が駆けつけ
後ろからT子を羽交い締めにしても、狂ったよう激昂しているT子はOLさんの髪の毛を離さず
ようやく管理人さんも含め、3人の男性が二人を引き離した時には
その手にごっそりと毛根付きの抜けた髪の毛を握ったままだったそうです
管理人の通報で警官が到着し、ひとまずT子は連行され
頭皮の一部が引きちぎられ、ショック状態のOLさんも救急車にて病院へ
その後、わかったこと
T子さんは超難関とされる有名大学を卒業後、一流企業に就職
数年勤務ののち、同じ会社のエリート男性と結婚、退職
その後、妊娠→出産と誰もが羨む人生を歩み出すのですが
生後数日、退院直後、乳幼児突然死症候群にて息子を亡くします
深い悲しみに暮れた夫婦でしたが、その数年後
ようやく二人目となる男児を出産
暗い影を落としていた結婚生活が、ようやく好転に向かいつつあったある日
幼稚園に通っていた息子が、前方不注意の車に轢き逃げされてしまいます
最初の子供の死亡から、遠回しに「嫁の責任」といつもイヤミを言っていた
夫両親は今回の件でも彼女を責め立て、もともとマザコンだった旦那との仲も険悪
それ以上に二人の子供をある日突然失うという悲劇に
彼女の心は完全に壊れてしまいます
その後、追い出されるに近い形で離縁されたT子さん
2年ほど実家で心と体を静養なさって居たのですが、なんとか立ち直り
自宅在住のまま、とある中小企業にお勤めになります
徐々に明るい顔も見せるようになり、その後十年近く経過し
ご両親も安心なさり、表面上は過去の暗い出来事もまるで無かったかのような日々の中
転勤してきた直属の女性上司(バツイチ子持ち)とトラブルに
その内容はなんやかやと年齢も近いこともあり
上司と交流を持つうちに、彼女の一人息子と仲良くなり
そこまでは良かったのですが、女ひとりで育てている子供ゆえ
手が回らないことがあったり、元々勝気な性質でスパルタ気味の子育てを見て
疑問を持ち、子どもを不憫に思い
その感情が高まって「幼児虐待」をしていると児相に相談したことがきっかけで
激しい口論となり、軽症らしいのですが相手に怪我を負わせてしまい傷害事件へ
示談になったそうですが、勿論会社は退社
決定的に精神を病んでしまい、入院
自宅療養を経て、5年目
どうにか一人暮らしを再開した矢先の出来事だったそうです
私がこの話を聞いたのは、実は「管理人」が知人にて
噂話の流れなのですが、もうね、なんというか悲しい話だなと
彼女は勿論褒められたものではないし、OLさんの苦痛を思えば言葉もなく
誰しもが彼女と同じ経験を辿れば、彼女と同じ事をするかというと
それは違うと思う
だけどね、彼女の心の底にあるのは弱者への不安感、それと
「愛したい、愛されて欲しい」 そして「愛されたい」なのでは無いか?と
ここまで孤独になる前に、
元は桁違いに聡明であったであろう人間に
これほどの狂気が忍び寄る前に、
なんとかならなかったのかと、思わずにはいられないのですよ
色んな意見があると思う
だけど私はどうしても嫌いになれないです、T子さん
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