今月(6月)はビッグタイトル目白押しでげす
2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4513ページ
ナイス数:78ナイスランド 1 (モーニングKC) (モーニング KC)の感想
山下和美渾身の一撃!って感じかしら?押切「ツバキ」+パヤオ「もののけ姫」+不穏な「いがらしみきお」テイスト&猿の惑星のような「実はSFだったんか!」的なもの。だらだらしてグダらないことを切に祈ります。
読了日:5月5日 著者:山下和美ブラックランズ (小学館文庫)の感想
殆んどのレビューが高い評価なので書き辛いんですがこれは駄目だ、ハードはそこそ見た目がいいのに中身のソフトがグダグダのスカスカ、ステレオタイプ大集合の二時間サスペンスの脚本みたいな隠し切れないチープさ、だから嫌いなんだよ!英国ミステリー。
読了日:5月9日 著者:ベリンダバウアーシャイニング〈上〉 (文春文庫)
読了日:5月13日 著者:スティーヴンキング,StephenKingシャイニング〈下〉 (文春文庫)の感想
お待ちかねDr.Sreepがようやく来月発売となるのでおさらいかねて再読、今迄かの傑作キューブリック「シャイニング」を、あれほどキングが認めなかったのか正直言ってイマイチ理解できてなかったのだがようやく分かりました、アレとコレは似ても似つかない別の作品であって、原作者からすれば名前だけ同じ、原作レイプ他ならないと。キューブリックの図抜けたスタイリッシュな感性と独自の解釈も認めたいけどね、勿論。でももしも映像化にあたり世界観に忠実さであることが重要な項目であるとしたならばキューブリックは良くて18点かな。
読了日:5月17日 著者:スティーヴンキング,StephenKingハートシェイプト・ボックス (小学館文庫)の感想
直前にシャイニングを再読したのだが冒頭の献辞が当時14歳の「深い輝きを持つジョー・ヒルへ」なのに今更と言うか、ようやく気がつき購入、結果深い後悔を憶えている最中、何故今迄手付かずにしてたんだ?バカバカ、わたしめ。前半のジリジリ来る恐怖と焦燥感は「痩せゆく男」を髣髴とさせ、後半は手に汗握る疾走感溢るるジョーヒル版「トゥルー・ロマンス」一切の贔屓目やフィルター抜きに大絶賛します、わたしは。もっともっと恐怖と愛を。
読了日:5月19日 著者:ジョーヒルイノサン 9 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:5月20日 著者:坂本眞一森の惨劇 (扶桑社ミステリー)の感想
はぁ?ケッチャムらしくない?どこが?どうらしくない?これぞ心底根が真面目で、拗らせた大きな大人ケッチャム節全開だと思うのだけど。さておき邦題が酷すぎて手が出なかった本書であるが、この人の文章は相変わらず生々しい湿度を全編に渡り与えてくれるので好き、温度や湿度を書けない作家って多いよね、本当に。
読了日:5月21日 著者:ジャック・ケッチャム拝み屋郷内 怪談始末 (MF文庫ダ・ヴィンチ)の感想
現役の拝み屋が語る怪異の数々、実はこの次の鳴り物入り「花嫁の家」が読みたかったのだが飛ばすのも気持ち悪いので手に取ってみたら、あらまぁ大変!こりゃあすんげぇ書き手が出て来たもんですわ、本職現役でこれだけ文章力あってセンスもよけりゃ実話系現職形無しじゃない?これぞまさに著者適性、桐島加奈江に胸キュンざます。
読了日:5月27日 著者:郷内心瞳拝み屋郷内 花嫁の家 (文庫ダ・ヴィンチ)の感想
いやもう実話だろうが大盛りだろうが、創作だったにせよ別にどうでも良いですわ、現役拝み屋が「最凶」って言うんだから逆にこの位のインパクト無けりゃ師匠シリーズにさえ勝てないでしょ、ねぇ?個人的には綺麗過ぎて毒つーか、ダークマター不足なのだが、実話の大前提で語ればここいらが限界かもしれないですね、次回作があれば嬉しいここ最近のコレ系大金星。
読了日:5月27日 著者:郷内心瞳ユー・アー・マイン (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
利いてる、利いてるー、ものごっそい捻りが利いております、まさに技巧派テクニシャン。色々と書きたいけどこれから読む人を思えば何も書けない、だがしかし!個人的には去年のキラー・タイトル、あざとくカバーイメージをぶつけてる「アレックス」よりもずっとずーっと壷でした、それでも探して難を言えば最後の一行、あそこまで淡々と積み重ねて来てアレ必要なのか?厭らしいほど禁欲的だったがゆえに効果的なのか?こればかりは好みで分かるところですかね。どうやら警部補夫妻がシリーズを引き継ぐみたいですが、私は件の彼女のアレから希望。
読了日:5月29日 著者:サマンサヘイズアイアムアヒーロー 17 (ビッグコミックス)
読了日:5月29日 著者:花沢健吾自殺島 13 (ジェッツコミックス)
読了日:5月29日 著者:森恒二
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これ戻すの相当大変でっせ
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