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あんた、すげぇな・・・

又はわたしすごい

私信・Uさんへ


Uさん、こんにちは

LINE有難うございました
お返事を書いていたのですが、相変わらずの駄文が
あまりにも長くなってしまい、あの狭いエリア
自分が何を書いているのか?分からなくなってしまったので
ここで返信させていただきます

私信では御座いますが、汚れた英雄についての
個人的な覚書といってもいいものですので
勝手ながら公開させていただきます



「どーして汚れた英雄」

それな

なんでしょうね、大前提で好きな映画ってところが大きいのですが
ここ最近、自分自身大きな閉塞感を抱えておりまして
それは仕事であったり、ずっと悩んでいる社会問題の出口のなさとか
コロナという名の捉えどころのない怪物への疲れとか
頭の中が山盛りでして

この中の救いは、彼であったり上司であったり息子だったり
人間関連での悩みがないことなんですけどね

そんな状況の中で、あの映画が息抜きにはちょうどいいなと
思った次第です

Uさんと私は限りなく似た年齢です、私はUさんの少し下になります
あの当時、日本は「角川映画」を中心に回っていたといっても過言ではなく
かくいう私も当時のKADOKAWAは全て劇場で見た記憶があります
野生の証明とか、当時どこが面白いのか?理解できてなかったのですがね

蛇足ではありますが、ローズマリー・バトラーのあのテーマ
今のように簡単に翻訳サイトがあるわけでもなく
辞書を片手に訳して悦に入っていたのは良い思い出です
あ、あとね、私の彼
これがかなり年下なんですけどね
「汚れた英雄」知らないんですよ、あの曲も知らない
びっくりでしょ
だからあの狂ってたけれど、激しく動いていた時代も知らないの
残り香すら嗅いでいない
でももしかしたら、そんな素地がないゆえに
私は彼を好きなのかもしれません
とても地に足が付いた、一つずつ積み上げていく
努力に裏打ちされた個性で、根がチンピラな私とは大違いなので



Uさんと同じで私も大藪読んでます
原作知ってる人間からすると、あの映画では北野の奥行きが足りずに
ただたんに己の目標のためには手段を選ばない
利己的な部分を指して「汚れた英雄」と理解するであろう視聴者に
「いや、違うんだよ、そうじゃないんだよ」と声を大にしてレクチャーしたいのですが
一番身近な彼ですら観てないですからね
悲しいのですが、Uさんなら分かって下さると思っております

昨夜飲みながら数十年ぶりに見返しました
「LAPTIME平均速度158㎞!」といっていて
そこでとにかく驚きました
500㏄の最高速、正確には分かりませんが、今なら倍以上ですよね
素材ももちろんまるで違いますが
果たして人間はそれにあった進化は出来ているのでしょうか?
セナのいった「スプーンカーブで神を見た」
この言葉が私の中のモーター・スポーツを代表する名言なのですが
二輪350㎞で走り抜ければ、いったいどんな世界が見えるのでしょう?




映画で北野晶夫を理解できる、とても好きな場面は
層々たるハイクォリティで金満たる美女たちには
彼は自分自身を欠片も明かさないのに
チームメイトである、油じみて薄汚れた小娘、浅野温子だけには
自分の過去のエピソードを語る場面
雨の日の海でしか泳ぐことを許されず、いつしか晴れた海では泳ぐことができなくなってしまった
だから彼の心象風景はいつまでたっても、暗くて冷たくて誰もいない汚れた海
想像を絶する孤独を、心を、理解できなければ
あの物語を正確に測ることは出来ないのではないか?と思っております

で、ここまで書いてきて、どうして「汚れた英雄?」
この最初の疑問に対する解が出ました
私は孤独に陥っていて苦しんでいる人間を見るのは大嫌いですが
個人が選択した「孤独」それと向き合える魂
これにずっと強く惹きつけられているからではないか?と
その本質の再確認こそが、今の自分への答えのような気がします

まだまだ、しなくてはいけないこともあるし
幾つかの小さな責任も抱えていますし、信念として戦っている問題もあるけれど
これが全て取り払われたなら、私の中の「第7戦ベルギーGP」を走ってみたいと
ずっと思っております
ね、根暗でしょ、私


長々失礼いたしました
嬉しかったです、有難うございます

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