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あんた、すげぇな・・・

又はわたしすごい

永い眠りにつく前に


   こんばんは


 お疲れ様です、お疲れですよね?
きっと貴方はお疲れじゃ無いかと思うのです
でもね、今日の私は全国区レベルのお疲れランカーでは無いでしょうか?
なんたって朝4時半起きで眠い目を擦り
クソ寒い中、行ってきましたよ




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突撃待ちの白鳥の白さが目に染みる、早朝のとある湖畔
何度かな?-6度とかそんなじゃないか?











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モーターボートでワカサギドーム船まで移動
これがもう、頭が痺れるほど寒い
全ての漁師さんに謝りたい、いつもお仕事ご苦労様です











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早朝6時に乗船して何匹釣れたと思う?
込み込み一人4200円払って

ちょっと奥さん!0よ、0!

普段は陽が差せば汗ばむようなビニールハウス状態が
今日はずっと薄曇りで、歯が鳴るほど寒い中
それより寒い塩釣果
私がポンコツだからって話じゃないわよ
船に乗っていた40人くらい、全滅
発狂どころか記憶喪失になりそうだったわよ

生き物相手だからこんなこともあるけれど
どうやら昨日は爆釣だったらしいからね、悔しいのぉ、悔しいのぉ











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いつもじゃ金払った限りは最長の午後三時まで
イライラしつつも粘ってるんだが
流石に今日は音を上げて、11時には

「おい!帰るからモーターボート出しやがれ!」とだね
早上がりで船着き場から徒歩数分の家系へ
ここのラーメンがだな、結構好きなんですよ
所謂家系って中じゃ、一番好きかもしれない
ここに来るモチベだけで4時間耐えたわ


でもワカサギなんてのは群れで大移動してるからね
私たちが降りたとたんに入れ食いっての充分あり得る話で
「あいつら馬鹿だなー、もう少し粘ってたらいいのにねー、プゲラ」とか
笑われていたら悲しいんだが、これぞシュレディンガーの猫

「あの船が外から見えない船であったなら」











私が痺れた100の本 その15

今日の100冊は、特別の中でも更に特別な一冊

20代の頃、自分の中で第二次文学ブームが起こっていて
それこそ手当たり次第に海外文学を読んでいたんですよ
自分で稼ぐようになっていたからね
金が入れば、映画館はしごするか紀伊国屋で新刊買うのが
最大の喜びだった日々


そんななか「永い眠りにつく前に」という女流新人作家の一冊に出会いました
あらすじをざっと紹介すると
「乳がんで死の床についた中年女性をめぐる女の友情物語」

あれ?どこかで聞いたことない?





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一人の女性が癌でその身を蝕まれ、死に至るまでを
その女友達数人と、どういった時間を過ごし
どうやって残酷な現実と折り合いをつけていくか
先に逝くものと、残らざるを得ない者
お互いがどう優しさや愛情を伝えるのか?

20代の頃初めて読んだとき、死も現実的に捉えることが出来なかったし
それよりも末期癌の親友もいなかったしね
でも良い話だな、と思ってた
友を送る話なのに声を出して笑えるシーンや、元気だったころの彼女たちの
幾つもの瑞々しいエピソードを羨ましく思ったり
それよりも死にゆく友の美しさや、聡明さ、何にも代えがたいユーモアのセンス
最後まで誇りをもって、周囲を愛して思い遣り、ヒスも起こさずに毅然としている姿勢にね

「もしも自分だったら、この人たちのような時間を過ごせるだろうか?」と
純粋に疑問を持った

病の床にいる、多くの時間を共有した友を
腫物をさわるようでも、その現実の重さを怖がりもせずに最後の日まで接せられるのか?
逆に逝くものだったとして、大事な友達に八つ当たりや未練
苦しむ様を見せずに、相手のその生を尊重することが出来るのか?


そして、ご存知の方も多いと思うけれど
親友が乳癌になり、その最後の日々を
多分、友としては一番近いところで過ごすなか
一人の時間、多分30回ほどこの本を読み返した、いつもこの世の終わりのように泣いた
だからこの作者には途轍もなく感謝している
この本はね、死にゆく友と向き合う方法と力を私に与えてくれたのです




暗記するるほど特に読み込んだ最後の三行

「死にゆく最期の夜、彼女は窓の外を眺め、星の位相に新たな変化があるのを認めた。
その瞬間、無限に広漠として測り知れないものが彼女の魂に溶け込み
そしてそれが、病理ではないそれこそが、彼女の息を奪い取った
私はそう思っていたい。」




貴方も友と、これから先、ずっと長い時間を
今までと同じように共に過ごせると思っていても
実はそんな事は幻想で、不確かで
「それ」が、いつ誰に訪れるかは分からない







ハルちゃんが死んだ時の私の好きなエピソード
死んだ時の好きってのが変だけど

意識不明の彼女に寝ずに付き添い
朝は仕事に行ったのです、ご両親や弟さんも来てたし仕事も立て込んでいたしね
ベットに横たわる彼女に「ちょっと待ってて」と言ったのが最後の言葉

その後、電話が鳴り
鳴った瞬間に理解してたんだけどね「12時過ぎに逝ってしまった」と
BOSSは早く行ってあげなよ、と言ってくれたんだけど
そこまでの数日は焦ったり、急いだりしてたけれど
もう、私が急いだところで何も変わらないから
定時まで仕事をして、その後戻ったら
綺麗に化粧もして、私が選んだ最後の衣装のブラックドレスを着て、花に囲まれていて

後で聞いたら、私と同じ、下手すりゃ私以上に彼女と心が通じていた
ここでも何度か登場しているゲイの元上司が
死化粧を施された彼女を見、端から駄目だしして
化粧をやり直させたらしい

「こんな地味な口紅、ハルミに似合わない」と

ご両親や弟さんとかさ、ギョッとするよね
ゲイだなんて知らないしさ
へんなオジサンが娘の化粧にダメ出ししているの見て唖然としたかと思うと
不謹慎ながら笑ってしまってね
これも過去書いたけれど、私はこのゲイに人生で一番影響を受けてて
一番尊敬して来たんだけど
このエピソードが、私が彼を好きな理由を端的に表している

そしてこの話はさ、私を幸せにしてくれたんですよ
だって混じりけが無い愛情だから
そんな最後の化粧は我慢ならなかったわけだ、彼は
そのまま黙っているのは簡単なのに、もっと綺麗に
もっとハルちゃんらしくしてあげたいと思ったわけでさ
私は私以上に、彼女を大事に思っている友人は居ないと思い込んでたけれど
それは大きな思い上がりだったって、気が付かされた瞬間でした




多分もうずっと前に廃刊なので、セコしかないと思うんだけど



私にとっては他のどんな本よりも
人生において特別な一冊



遠い異国でお暮しのYさん、約束したのに書くのが遅くなってごめんなさい

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